【SVS2】復活の虫統一!【最高1200位代、最終3019位:レート1893】
■はじめに
こんにちは!ともひろと申します!
S2にて虫統一で最高1200位代、最終3019位(レート1893)となりましたので、サンムーンのとき虫統一レート2050を達成した時以来、6年ぶりに構築記事を書きます!
かなり自信のある構築になっていますので、よろしければ使ってみてください!
次シーズンからパラドックスが解禁となりますが、それでもかなり戦えると思います。
■構築経緯
初期:
サイクル戦が好きなため、フォレトスと水テラスモスノウを使ったサイクル構築を使っていたが、ドラパルト、ガブリアス、カイリューのドラゴン達にぼこぼこにされる。そこで物理竜に勝てることを一番強く意識して構築を組み始める。
中期:
いろいろ試した結果、アメモースのねばねばネットが一番有効という結論にたどり着く。ねばねば構築の場合、XY時代に使い慣れたメガヘラに近いヘラクロスとビビヨンが強いと思い、その2匹をエースにした構築を組む。しかし、サーフゴー等の影響でビビヨンを出すことができないため、いまいち勝率が伸びない。そこで3匹目のエースを探すことに。
後期:
S1の構築記事を読み漁り、2ウエポン+あさのひざしのウルガモスが強いと思い育成。
これが当たり、だいぶ勝率が伸びた。その後、残り2体でキョジオーン、コノヨザル等の対策をして、完成となった。
■メンバー紹介
1.アメモース
テラス:鋼
特性:いかく
持ち物:きあいのタスキ
技:なみのり こごえる風 ねばねばネット ふきとばし
努力値:B36 C222 S252↑
調整意図:
・キラフロルと同速対決するため最速
・いかく込みでドラパルトの意地鉢巻ドラゴンアロー高乱数耐え
・できるだけ火力を出したいので残りC
このパーティの軸。初手にでてくるドラパルトやガブリアス等の高速アタッカーにこごえる風をあててたあと、上からねばねばネットをまくことで場を整える。
ほとんどの試合で先発起用し、安定した動きを見せてくれた。
虫統一にとって重たいドラパルトやガブリアスに抜群をとれるこごえる風やラウドボーンやカバルドンに抜群をとれるなみのりを覚えるのが強かった。
先発でセグレイブと対面してもいかくを撒けるので、ウルガモスに引いて起点にすることもできる。
テラスタルはパルシェンやマンダ相手に打つ場合があるが、1ターン目から打つべきではない。
選出率1位。
2.ウルガモス
テラス:ゴースト
特性:ほのおのからだ
持ち物:厚底ブーツ
技:炎の舞 テラバースト 蝶の舞 あさのひざし
努力値:H252 B252↑ D6
調整意図:
・物理相手に打ちあえるようにHBぶっぱ。HPが偶数だが、HP残り1で耐える試合も3、4戦あった
・S1段階上昇で最速111族までしか抜けないことには注意
このパーティのエース1。ビビヨンのおかげでサーフゴーを誘導できるので、
主にサーフゴーを起点に蝶舞を積んで全抜きを目指す。
防御に厚く振っているので、たいていの物理攻撃は耐えて上から2回殴って倒すことができる。テラスタルは基本的にこのポケモンに優先して使いたい。
テラスタルはパーティ全体でラウドボーンの弱点をつける技を持っていたい+カイリューの神速を半減以下に抑えたいため、岩かゴーストが候補になったが、岩は弱点が多く、耐えつつ全抜きするこの型のコンセプトに合わないため、ゴーストで採用となった。
選出率2位。
3.ヘラクロス
テラス:岩
特性:じしんかじょう
持ち物:いかさまダイス
技:インファイト ロックブラスト タネマシンガン 地震
努力値:A252 S252↑ B6
調整意図:
・ねばねばネット後、スカーフ最速サーフゴー抜き
・耐久調整もしたが、火力がかつかつのためAも特化
・意地ノーマルテラスカイリューの鉢巻神速をもらうと60%で落ちることに注意
エース2。アメモースで削った相手の先発を倒してじしんかじょうを発動、全抜きを目指す。
A一段階上昇のロックブラストでカイリューを倒すことができる他、高火力広範囲の技であらゆるポケモンの弱点を突いて上から倒していく。
テラスタルは特にカイリューやウルガモスと対面するときに使う場合があるが、よく考えて使う必要がある。
選出率3位
4-1.ビビヨン(レート1200達成時)
テラス:水
特性:ふくがん
持ち物:食べ残し
技:暴風 眠り粉 身代わり 蝶の舞
努力値:H44 C214 S252↑
調整意図:
・セグレイブ、マリルリの先制技を半減できる
・ラウドボーンに殴り勝てる
4-2.ビビヨン(最終)
テラス:ゴースト
特性:ふくがん
持ち物:食べ残し
技:暴風 眠り粉 身代わり 蝶の舞
努力値:H44 B92 C122 S252↑
調整意図:
・テラス後キョジオーンのしおづけを身代わりが耐える調整
・HPは食べ残しの回復効率のよい16n+1
・準速102族抜きしたいので最速
選出誘導兵器。虫統一の最大の強み。
こいつがいるだけで相手の選出をゆがませることができる。
構築にいるだけで仕事をしてくれる。
眠り粉で眠らせているあいだに身代わりと蝶の舞を積んで、起きたらまた眠り粉ではめる、いわゆる無限型。サーフゴーがいなければ積極的に出していきたい。
一番調子がいい時は前期に結果を出していたみなみんさんと同じテラス水で使っていたが、カイリューを意識して最終的にはゴーストテラスになった。
ゴーストテラスのほうは地震のないキョジオーンにも勝てるようにしている。
選出率4位
5.ハッサム
テラス:電気
特性:テクニシャン
持ち物:隠密マント
技:バレットパンチ どろぼう テラバースト 剣の舞
努力値:H236 A116↑ B6 D100 S52
調整意図:
・ねばねばネット後、準速サーフゴー抜き
・臆病サーフゴーのシャドーボール確定3
補完枠。仮想的をセグレイブ、キョジオーンに絞り、大抵でてくるサーフゴーにも勝てるように調整した型。
この枠はモスノウや弱点保険りんぷんモルフォンと悩んだが、ハッサム以外カイリューに弱すぎること、しおづけに後投げできることからハッサムを採用。
とにかくキョジオーンがいたら出す。
テラスタルは電気セグレイブをケアするために電気にしたが、セグレイブに対して切る場面はなかった。しかし、アーマーガアやヘイラッシャと対面する際に切る機会がたまーにあり、それなりに機能した。
選出率5位
6.ベラカス
テラス:虫
特性:シンクロ
持ち物;こだわりスカーフ
技:サイコショック シャドーボール トリック 置き土産
努力値:C252 S252↑ H6
調整意図
・コノヨザル抜き調整のデカヌチャンまで抜きたかったので、最速。これで最速92族まで抜ける
・耐久調整してもしょうがないのでCにも全振
びっくりおもちゃ枠。負けん気コノヨザルやデカヌチャンに手を焼いていたので、そこピンポイントの型。アメモースの代わりに先発で出してトリックと置き土産で起点を作る。
上から縛らないとトリックした次のターンにアンコールされて逆に起点になってしまうため、眼鏡ではなくスカーフを採用。
またラウドボーンやサーフゴーへの打点としてシャドーボールを採用した。
仮に先発の読みが外れても、例えばカイリューにトリックを入れてもだいぶ動きやすくなるので、意外と活躍した。
テラスタルは使わないので虫のままだが、受けループとやりあう際に毒を無効にしたい場面があるので、毒テラスにしてもよかったかもしれない。
選出率6位
■選出方法
基本選出はアメモース+ヘラクロス+ウルガモス。
アメモースでこごえる風をした後、ねばねばネットを撒き、ヘラクロスとウルガモスどちらかで全抜きを目指す。
テラスタルをどちらに使うか、どちらで全抜きをするか見極めることが重要。
そこから、下記の場合、選出を変更する。
キョジオーン、サーフゴーがいない場合
→ビビヨン
コノヨザルとサーフゴーが一緒にいる場合(この場合のコノヨザルは9割まけんきのため)
→ベラカス
■戦績
※一番高かった1200位代の写真は撮りそびれました、、近い順位の写真を一応載せておきます。
※最終
■最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
フェローチェやオニシズクモがリストラされてどうなるかと思いましたが、テラスタルは統一との相性もよく、とても楽しかったです。
ただ3桁いけなかったのはめちゃくちゃくやしいー
S3からはチヲハウハネ、それ以降もバサギリくんも来る予定なので、間違いなく今虫統一強いと思います!
面白いので是非一度虫統一やってみてください!
【S5シングル】虫統一パ:ビビヨンは添えるだけ【最高レート2050】
こんにちはともひろです。
今回は虫統一パでポケモンシングルレート2050を達成できたので、そのパーティを紹介しようと思います。
【パーティ】
【個体紹介】
1、ビビヨン
性格:おくびょう
特性:ふくがん
持ち物:食べ残し
努力値:H44 C214 S252
ORAS時代から使っている虫統一で突破の難しいポケモンをなんとかしてくれる頼もしいやつ。
今回のパーティはビビヨンとツボツボを見せポケとし、相手に選出誘導をかけることがコンセプトとなっております。
配置も嫁ポケ枠である左上にして相手にプレッシャーを与えます。
今回のパーティはサイクル戦よりなのですが、ビビヨンは耐久がなくサイクル戦で使いづらかったため、選出率は5位です。
しかし、以下の特定のパーティに対しては積極的に選出していきました。
役割対象:受けループ、トリル軸パーティ
HP:16n+1
1舞暴風:H252テッカグヤ 26.4~31.8 (身代わりが割れる)
→ヒードランやテッカグヤ、ギルガルドの身代わりを1舞で割れるようにするためにCに厚く振っています。(実際はカプ・テテフ意識のHD振りが環境に多いため2舞しないと割れないことが多くなってきました。)
2、ツボツボ
性格:わんぱく
特性:がんじょう
持ち物:レッドカード
努力値:H252 B252 D4
ORAS時代から使っているビビヨンの相棒。ORAS環境ではガルーラガブリアスみたいな物理ポケモンが虫統一に出てくることが多く、初手で出しても2回行動できていましたが、Z技の追加やカプ系等の特殊アタッカーの相手を多くすることになり、初手に出してステルスロックとねばねばネットを設置することは難しいと感じました。
そのため、基本的に2番手で出してクッション兼ステルスロックかねばねばネットを貼るという使い方をしています。
役割対象:主に出せるのは以下の3パターン
一、ステロ+抜きエース(特にバシャーモ)
バシャーモに対してツボツボを繰り出し、レッドカードでバシャーモを吹き飛ばします。その後ねばねばネットを撒いて後続で上から殴れるようにサポートします。
二、バトンパ、ギミックパ
積み技をしたポケモンをレッドカードで吹き飛ばし、能力変化をリセットすることができるので、積み技頼りのバトンパやギミックパにはほぼ選出していきます。
シーズン5レート末期に1900~2000帯でこの構築がはやっていましたが、1回しか負けませんでした。
しかし、こいつもこのパーティの軸ではなく、あまり信用していないため選出率は6位。
3、フェローチェ
性格:うっかりや
特性:ビーストブースト
持ち物:きあいのたすき
努力値:H4 A4 B52 C212 S236
技:きあいだま れいとうビーム めざめるパワー(電気)、とんぼ返り
サンムーンの虫統一の絶対的エース。選出率1位。物理にも特殊にもできてカスタマイズ性の高いお気に入りのポケモンです。
シーズン3で虫統一レート2050達成された方の物理毒Zフェローチェも使いましたが、飛び膝の択ゲーが下手すぎて使いこなせず、諦めて特殊型のフェローチェを使いました。
Sを130族抜き(実数値201)とし、Cがそれより1上(実数値202)になるように調整して、残りをBに振っています。
ビーストブーストでCを上げつつ、ステルスロックや砂ダメで削れても先制技を耐えられるようにできるだけBに振りたかったためこのような振り方にしました。
めざめるパワー電気はギャラドスが重すぎたので採用しました。メガリザY 等にも刺さり、使いやすかったです。
また、きあいだまは命中が不安定なので1試合に1〜0回しか打たないように立ち回ることを意識していました。2回以上打つ必要が出た場合ははずれて負けてもしょうがないと思ってます。
役割対象:冷凍ビームが刺さるポケモン(ボーマンダ等)、ギャラドス
→ツボツボをパーティに入れているため、初手に挑発持ちのポケモンを出されることが多く、それらを狩っていきます。
具体的にはカプ・コケコやギャラドスです。ミミッキュはとんぼ返りしてハッサムにつなげます。ゲンガーだけは受けが安定しないので注意です。
4、ハッサム
性格:いじっぱり
特性:テクニシャン
持ち物:メガストーン
努力値:H252 A252 S6
サンムーンシーズン1から何も変わっていないハッサム。
メガカイロスやメガヘラクロスも使ってみましたが、ミミッキュが使用率一位だったりフェローチェの苦手なポケモンに有利が取れるため、なんだかんだ今作の虫統一では一番使いやすいメガ枠だと思っています。
フェローチェが通せない場合はこいつを通していくことを意識して立ち回ることになります。選出率は3位。
役割対象:物理で炎技持ってないやつ全般(ランドロス、ミミッキュ、メタグロス)ウツロイド、ギルガルド、カプ・コケコ
5、オニシズクモ
性格:ひかえめ
特性:すいほう
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H252 B60 C154 S44
うちのパーティの過労死枠。選出率2位の強ポケ。無振りカバルドン抜きまでSを振り、HBはメガリザXのいじっぱりげきりん耐えまで振り、残りはC。物理型のオニシズクモはボーマンダへの打点がまったくなくなってしまうので特殊型で育成しました。ついでにギルガルドにキンシされても問題ありません。
カプ・テテフのサイコキネシスを確定3発にできたり、めいそう6積みしたカプ・レヒレの攻撃を耐えてミラーコートで倒すことができたりと、とにかく特殊耐久が高く頼りになるポケモンですが、鈍足であり役割集中に合いやすいことや、一貫を取られてしまう電気ポケモンを呼ぶ欠点があります。
役割対象:特殊の水ポケ(カプ・レヒレ、アシレーヌ、ゲッコウガ)、ギルガルド、カバルドン、カプ・テテフ、ゲンガー、バシャーモ、特殊の炎ポケ(ヒードラン、シャンデラ)
→炎はもちろん、パーティで重たい水ポケモンの相手もできますが、基本的に1体しか倒すことができないので、相手の後続と自分の残りの手持ちを考えてどのポケモンをオニシズクモで倒すかが勝負の分かれ目となります。
6、ウルガモス
性格:ひかえめ
特性:ほのおのからだ
持ち物:草Z
努力値:H4 B252 C114 S140
技:かえんほうしゃ サイコキネシス ソーラービーム ちょうのまい
最後にメンバー入りしたポケモン。こいつを入れてからレートが300増えました。
選出率は4位ですがMVPです。
某駄菓子の名前の実況者さんの動画を見て草Zウルガモスを使ったら予想以上に強かったです。
うちのパーティはカバルドンやカプ・レヒレを初手で呼びやすいのですが、
そいつらを草Zで倒しにいきます。
また、バシャーモを強く意識しており、メガバシャーモのフレアドライブを耐えて反動+サイキネで落とすことができます。
ついでに鉢巻きマリルリのアクアジェットも耐えて草Zで落とすことができます。
うちのパーティの他のメンバーが弱い特定の並びに強く、ステロさえ撒かれなければ大活躍してくれました。
役割対象:バシャーモ、水ポケ(カプ・レヒレ、アシレーヌ)、ナットレイ、テッカグヤ、ギルガルド
【立ち回り】
うちのパーティは相手の選出を誘導できるポケモンが多く、相手の初手は以下の3つのどれかになることが予想できます。
見せ合いの時点でどれでくるか予測し、それに強いポケモン(だいたいフェローチェかウルガモス)を初手で出していきます。
一、ツボツボを止める挑発を持ったポケモン
カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・レヒ、ミミッキュ、ギャラドス、ゲンガー、エアームド等
ガブリアス、ランドロス、マンムー、カバルドン、エアームド、バンギラス、ナットレイ、ウツロイド
三、単純にツボツボに強いポケモン
水ポケ(ゲッコウガ、アシレーヌ)、鋼ポケ(ギルガルド、メタグロス)
【選出パターン】
基本選出。うちの構築は見せ合いの時点で相手に強烈な選出誘導をかけることができ、
この基本選出でサイクルをまわせば勝てるような並びのポケモンを選出誘導できます。
カプ・レヒレ+鋼みたいな構築もしくはバシャーモ+カプ・レヒレみたいな特定の構築でくることが予想できた場合、フェローチェではなくウルガモスを選出します。
見せ合いの時点でどうしてもサイクル負けしそうな場合はこの選出となります。
具体的にはドヒドイデがいる場合など
受けループに対してはこの選出となります。
【終わりに】
シーズン5お疲れさまでした。
シーズン1に2002を達成して以降、シーズン2は1900台どまりで
それ以降ポケモンから離れていましたが、久しぶりに自己ベストを更新できて満足です。
新作の発売や星虹杯の動画を見てモチベが戻っているので、シーズン6も虫統一やっていこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。